3/5~3/8に東京ビッグサイトで行われていた建築・建材展に行ってきました。
というのもこれを見たかったのです。

ボロノイ畳!
noizと畳製造販売会社・国枝によって開発されたボロノイ図の畳です。
ボロノイ図とは
ある距離空間上の任意の位置に配置された複数個の点(母点)に対して、同一距離空間上の他の点がどの母点に近いかによって領域分けされた図のことである。 特に二次元ユークリッド平面の場合、領域の境界線は、各々の母点の二等分線の一部になる。 [Wikipediaより]
なので有機的でランダムに見えるけど、しっかりルールの決まった関数です。そのルールの見えなさ加減がボロノイ分割のかっこよさの一つかなぁと個人的には思っています。
近くで見るとこんな感じ

美しい。
畳自体は直交した関係性を持っているので、畳の目の方向はボロノイ図からどの方向に配置すれば実現できるのか。といったことを考慮しているようです。プロジェクションされた画の半円のものがそれを表しているのだとか。
ほしい。この畳の上に、ドロネー三角形のテーブルを置きたい。
ちなみにこのボロノイ畳の公式サイトがオープンしたようです。
畳以外の展示も面白いのがいくつかありました。 例えば、鉄筋を結束させるロボットとか、特殊な外壁材とか。
建築は本当に様々な要素技術で構成されているので、仕上げ材などいろんなところでコンピュータの力を発揮する余地がまだまだあるのではないかと考えさせられる展示会でした。
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